いよいよ後期入試!

学習

「3月3日」山梨県公立高校後期入試まで残りあと少しとなりました。
受験生のみなさんは、今頃ラストスパートをしているころだと思います。
最後まで気を抜かないで頑張ってください!受験に絶対はありません!

勉強に対して本気で取り組むのが遅くて、不合格になってしまった生徒もいます。
模試の判定もあまり良くはありませんでした。
最後の2か月は、日曜日以外毎日塾に来させて勉強させました。
平日は17時~22時まで、土曜日は9時~22時まで勉強してもらいました。
強制させることが良いことかどうかはとても悩みましたが、学習塾に求められること、それは「志望校合格」。
これを達成するため、迷っている時間はありませんでした。
生徒との面談で、志望校を受験するのであれば、不合格になる確率は高いと正直に伝えました。
それでも、志望校を受験したいと生徒が言うので、「じゃあ勉強するしかないね!」という話になりました。

嫌でもなんでも勉強するしか点数は上がりません。
おそらく、その生徒にとって今まで一番勉強した2か月だと思います。
そして、迎えた合格発表の日。不合格でしたの連絡。

最後の2か月、一生懸命勉強しましたが、神様は微笑んでくれませんでした。
もちろん、他の生徒からも合否の連絡はあり、何点だったのかを聞きます。
同じ高校を受験した生徒との点数の差は15点。
1教科3点ずつ点をとれていれば合格していました。

この15点が取れるか取れないかで、志望校に行けるのか行けないのかが分かれてしまいます。
その生徒にこのことを伝えると、とても悔しがっていました。
最後の2か月の勉強量を、半年前からしてたら受かったかもしれないとその生徒は言いました。

そして、その生徒は再募集で別の高校を受験し合格しました。
毎日朝早く起き、電車に乗り通ったそうです。

手続き等でひと段落したころにその生徒が遊びにきました。
いろいろな話をする中で僕が「どんな高校生活にしたいの?」と聞きました。
そしたら「高校のテストで学年1位を目指します」と真剣な表情で言ってくれました。

「全然勉強しなかった僕が、後期入試で受けた高校にもし合格していたら、僕は高校に入っても全然勉強しないと思うし、他の人に申し訳ない気持ちです。
今は不合格で良かったと思っています。」とその生徒は言いました。

合格できなかったのは塾の責任ですので、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、その生徒がすごく成長したことをとても嬉しく思えたのを今でもよく覚えています。
その生徒が高校生になって、今どんなふうに学校生活を過ごしているのかはわかりませんが、きっと元気に勉強も部活も頑張っているのではないかと思っています。
またどこかで会ったらたくさん話をしたいと思う今日この頃でした。

【受験生へ】
入試直前までしっかり勉強すること。
入試前日は早く寝ること。もちろん普段から早く寝てるとは思いますが・・大変なのは自分だけではないです。
全ての受験生が大変な思いをしているのであと少し頑張りましょう!
入試当日は忘れ物がないか確認しましょう。
特に受験票。試験が始まったらまずは深呼吸をしてから始めるとよいと思います。
知らない人、鉛筆の書く音などで集中しきれない人もいると思いますが、慌てないで落ち着いて問題を解きましょう。
入試が終わったら友達と遊んだり、今まで我慢していたことを存分にしてほしいと思います。
志望校合格できるように今自分ができる最大限の努力をしましょう。

頑張れ受験生!!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧